昨今より、冷媒ガス「R22」の生産に対する大幅規制が進められており、
古いエアコンはすぐに修理ができなくなる恐れがあります。
エンドユーザー様へは、新冷媒ガス採用のエアコンへの更新を推奨しております。
冷媒ガスとは、室内温度を下げるために、部屋に設置されている室内機と
外に設置されている室外機を循環しているガスです。この冷媒ガスが、
室内機内部の熱交換器から室内の空気の熱を受け取り、
熱のみを室外へ排出させる、という重要なはたらきをしています。
この冷媒ガスは、現在「R22」・「R410A」・「R32」の3種類があります。
2001年以前に製造されたエアコンには「R22」が、2003年以降に製造された
エアコンには「R410A」が、2013年以降に製造されたエアコンには、
新冷媒ガス「R32」が使用されております。
R22のオゾン層破壊係数0.05・地球温暖化係数1,810に対し、現行モデルに
使用されているR32は、オゾン層破壊係数ゼロ・地球温暖化係数675まで数値の
抑制を実現しており、より環境負荷を軽減するようシフトしています。
したがって、環境負荷の大きいR22は撤廃の方向にあり、2020年を目途に、
実質的には完全撤廃となります。
現在、R22は品薄状態、そしてそれに伴うR22の価格高騰により、
「エアコンが故障しても、すぐに修理できない」ことが予想されます。
今年は全国的に空梅雨傾向で、7月上旬~中旬に猛暑日を記録するなど、
例年よりもエアコンが手放せない夏となりそうです。
現在2001年以前のエアコンをお使いのお客様、企業様は、エアコンが故障する
前に、新冷媒採用のエアコンへの更新を強く推奨いたします。
弊社ではエアコンの販売・取り付けはもちろん、取り付け後の修理などの
アフターサービスも承っておりますので、お気軽にお申し付けください。
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